大腸内視鏡検査で発見されたポリープは、その場で切除できる場合があります。多くのケースでは入院を必要とせず、日帰りでの治療が可能です。
■ ポリープとは
ポリープは大腸の粘膜にできる隆起性の病変です。
すべてががんになるわけではありませんが、一部は将来的にがんへ進展する可能性があるため、早期の切除が推奨されます。
■ 切除方法
ポリープの大きさや形状に応じて、以下の方法で切除します。
- スネア切除(輪状の器具で切除)
- コールドポリペクトミー(電気を使わずに切除)
- EMR(内視鏡的粘膜切除術)
内視鏡を用いて行うため、体への負担が少ないのが特徴です。
■ 所要時間
検査とあわせて通常20~40分程度です。
鎮静剤を使用した場合は、回復室で1時間ほどお休みいただきます。
■ 切除後の注意点
ポリープ切除後は、出血予防のため以下にご注意ください。
- 当日の飲酒は禁止
- 数日間は激しい運動を控える
- 長時間の入浴は避ける
- 血便や腹痛が続く場合は速やかに受診
医師から個別に生活指導を行います。
■ 合併症について
まれに出血や穿孔(腸に穴があくこと)が起こる可能性があります。
その際は入院治療が必要となる場合がありますが、頻度は高くありません。
早期切除が将来の予防につながります
大腸ポリープは、早期に発見し切除することで大腸がんの予防につながります。
当院では安全管理のもと、できるだけ負担の少ない日帰り治療を行っています。
ご不安な点がありましたら、外来でお気軽にご相談ください。