緩和医療科
診療科のご案内
緩和医療科では、がんの初期段階から進行期まで、患者さんの治療を一貫して支える『緩和医療外来』を開設しています。
がんとともに生活する患者さんが、できるだけ楽に、安心して日常生活が送れるよう、症状緩和・治療支援・生活支援を包括的に提供しています。痛みや食欲低下などの辛い症状には、入院しての症状マネジメントにも対応しています。
他院での治療中の方や、治癒が難しいと診断された方も通院しており、痛みや苦痛の緩和、放射線治療、在宅ホスピスケアの調整、セカンドオピニオンなど幅広いニーズに対応し、2025年4月から2026年1月までで、延べ約170件(うち約30件の新患)の患者さんが受診しています。
代表的な疾患・治療
がん初期からの緩和ケア
がんと診断された初期段階から、痛みや不安、倦怠感などの症状緩和、生活支援、心理的サポート、治療と生活の両立を支えます。早期からの緩和ケアは、生活の質(QOL)を高め、治療継続を助ける重要な役割を果たします。
進行がんの症状緩和 (痛み 呼吸苦 食欲低下 倦怠感 不安など)
がんの進行に伴う痛み、呼吸苦、食欲低下、倦怠感、不安などの苦痛な症状に対して、薬物療法や非薬物療法を組み合わせて苦痛の緩和を目指し、患者様とご家族の心身の負担を軽減し、日常の生活ができるように支援します。また、痛みや呼吸苦、食欲低下、倦怠感などの症状が強く、日常生活に影響がある場合は、入院しての症状マネジメントにも対応していますので、ご相談ください。
放射線治療について
がんの進行に伴う痛みに対して、薬物療法だけでなく緩和的放射線治療を行い、腫瘍の縮小や除痛を目指します。なお緩和的放射線治療は、通院でも入院でも行うことができますので、患者様とご家族の生活のスタイルに合わせて治療を選択できるように支援します。
在宅ホスピスケア・地域連携・自宅での療養支援
患者さんが『自宅で家族と過ごしたい』と望まれた際に、当院の訪問診療部門(まるごと外来)に繋げ、当院の医師・院内院外の看護師・薬剤師・ケアマネージャー・ヘルパー等と自宅での療養環境を整えていきます。患者さん・家族が望む場所で安心して療養できるように、地域の医療社会福祉のスタッフと患者さん・家族の思いを共有し、連携していきます。さらに、療養場所の変更を検討中で、お一人でお暮しで辛い症状を抱えている場合などは、入院し体調の改善を目指しつつ療養環境を整えることにも対応しますので、ご相談ください。
受診対象者
以下のような方々が緩和医療科を受診されています
・がんに伴う痛みや、呼吸苦や食欲低下などの身体症状でお困りの方
・がんに伴う辛い症状が現在はないが、今後症状出現時等は、入院加療を希望される方
・他院にて抗がん治療後で、上十三・三八地域で療養を希望される方
・緩和的放射線治療を希望される方(外来でも入院でも対応可能)
・在宅ホスピスケアの調整を希望される方(当院の訪問診療部門に繋げます)
関連する専門外来
スタッフ紹介
目時 隆博 めとき たかひろ
得意分野
- 放射線治療
- 乳腺外科
- 甲状腺外科
所属学会
- 日本医学放射線学会
- 日本放射線腫瘍学会
資格情報等
- 日本医学放射線腫瘍学会放射線治療専門医
- 緩和ケア研修会修了
竹内 淳子 たけうち じゅんこ
得意分野
- 認知症
所属学会
- 日本精神神経学会
資格情報等
- 日本精神神経学会精神科専門医制度指導医
- 日本精神神経学会精神科専門医
- 精神保健指定医
- 日本医師会認定産業医
- 厚生労働省認知症サポート医
- 医師臨床研修指導医養成講習会受講済
丹野 弘晃 たんの ひろあき
得意分野
- 消化器疾患
- 栄養管理
- 甲状腺疾患
所属学会
- 日本外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器病学会
- 日本肝臓学会
- 日本肝胆膵外科学会
- 日本大腸肛門病学会
- 日本乳癌学会
- 日本緩和医療学会
- 日本癌治療学会
- 日本癌学会
- 日本甲状腺学会
- 日本医療マネジメント学会
- 日本臨床栄養治療学会
- 日本プライマリ・ケア連合学会
- 日本診療情報管理学会
- 日本外科感染症学会
- 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会
資格情報等
- 日本臨床栄養治療学会 認定医・評議員
- 日本診療情報管理学会 評議員
- 日本外科学会 外科専門医・指導医
- 日本消化器外科学会 認定医・指導医
- 日本消化器病学会 専門医・指導医
- 日本肝臓学会 専門医
- 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医・指導医
- 検診マンモグラフィ読影認定医
- 診療情報管理士
- 第1種放射線取扱主任者
- 医師臨床研修指導医養成講習会受講済
- 緩和ケア研修会修了