胃酸分泌抑制薬の使い方

胃酸分泌抑制薬は、胃酸の分泌を抑えることで、胃や食道の粘膜を保護し、炎症や潰瘍の治癒を促すお薬です。
主に逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌除菌治療時、消化管出血後の再発予防などに使用されます。


■ 主な薬の種類

  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)
    胃酸分泌を強力に抑える薬で、現在もっとも広く使用されています。
  • カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)
    速やかに効果が現れ、持続時間も長いのが特徴です。

症状や目的に応じて、医師が適切な薬剤を選択します。


■ 正しい服用方法

  • 多くの場合、1日1回、朝食前に服用します。
  • 医師の指示どおり、決められた期間内服することが大切です。
  • 症状が改善しても、自己判断で中止しないでください。

除菌治療では、抗菌薬と併用して一定期間服用します。


■ 服用時の注意点

  • 長期使用が必要な場合は、定期的な診察を受けてください。
  • 他の薬(抗血栓薬など)との飲み合わせに注意が必要なことがあります。
  • まれに下痢、腹部膨満感、発疹などの副作用がみられることがあります。

体調の変化を感じた場合はご相談ください。


安全に使用するために

胃酸分泌抑制薬は効果の高いお薬ですが、目的や期間を明確にして使用することが重要です。
当院では、症状や検査結果に基づき、適切な投与期間を設定しています。

気になる症状や服用中の不安があれば、お気軽にご相談ください。