ご挨拶
病院紹介

ご挨拶

事業管理者挨拶

 リニューアルされた当院ホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。事業管理者の丹野弘晃と申します。

 さて、人口減少・高齢化が急速に進行し、かつ働き手が急減する地域において、住民の皆さんの安心の基盤である医療体制を維持継続していくことは、簡単なことではありません。当院は、上十三地域の急性期中核病院としての機能を保ちながら、身近な在宅診療を展開し、他病院の支援も行ってまいりました。この義務とも言える役割は、今後もしっかりと堅持してまいります。

 そのためには、上十三地域全体をひとつの医療・介護・福祉施設と捉えて、無駄のない効率的な各施設の機能分化が必須です。当地域には、既に地域医療連携推進法人「上十三まるごとネット」が立ち上がっており、そのための重要なツールとして幅広く活用可能と思われます。本法人の代表理事をさせていただいている身としても、この組織体を大切に育てながらさらに進化させていく所存です。

 当地域の医療・介護・福祉体制を守り抜くためには、住民の皆さんのお知恵と、現場の皆さんの矜持と、行政の覚悟が、三位一体とならなければなりません。当院が先頭に立ち、全職員一丸となってその役割を果たし続ける決意です。すべての皆さんのご理解・ご協力・ご支援を、何とぞよろしくお願いいたします。

2026年4月1日

十和田市立中央病院 事業管理者

十和田市立中央病院 事業管理者

丹野 弘晃

院長挨拶

 新年度を迎えるにあたり、日頃より当院の運営にご理解とご協力を賜っている地域の皆さま、そして病院を支えてくださる全ての職員の皆さまに、心より感謝申し上げます。
 ポストコロナによる入院患者の減少、それに伴う収益の伸び悩み、医療資源の高騰、人件費や委託業務費の増加、さらにこうした変化に十分に対応しきれない診療報酬制度など複数の要因が重なり、大学病院から小規模病院に至るまで全国的に非常に厳しい経営状況となりました。これは医療界にとって「大災害」とも言うべき事態であり、早急な対応が求められる中で、今年度の診療報酬改定を迎えることとなりました。

 このような状況の中で、当院は一昨年度に計上した10億円の赤字に対し、病院一丸となって入院・外来患者数の増加、手術件数の拡大、時間外勤務の削減など、多職種が連携して収支改善に取り組んでまいりました。その結果、まだ確定ではありませんが、昨年度は大幅な赤字解消が見込まれる状況となっています。特に昨年秋から始動したベッドコントロールチーム、救急強化チーム、地域連携強化チームの三つの経営改善チームによる取り組みは、迅速かつ強力に機能したと考えています。

 今回の診療報酬改定では、地域医療構想の実現に向けた病床機能の明確化、急性期医療の適正化、外来機能の分化・強化、医療安全や質指標の評価の充実などが重視されています。当院においても急性期医療を担う立場として、診療の質と安全をより一層高めることが求められています。同時に、地域全体で切れ目のない医療提供体制を構築することが、これまで以上に重要となります。

 この度、研修医6名を含む医師19名、看護師12名に加え、臨床検査技師、理学療法士を含む多くの新しい仲間を迎えました。新社会人として医療の道を歩み始める方もいれば、これまで他の医療機関で経験を積んできた方もいます。近年は医師のみならず、看護師、薬剤師、その他の専門職においても人材確保が難しくなる中、当院が必要な人材を迎えられたことは大変心強いことです。当院は、職員がやりがいを持ち、不安や心配なく専門職として能力を発揮できるよう、教育体制の整備と心理的安全性の確保に引き続き努めてまいります。
 新年度は、新たな仲間を迎え、組織としても新しい一歩を踏み出す年となります。変化の多い時代だからこそ、私たちは「患者さんのために」という原点を忘れず、地域にとってなくてはならない病院であり続けたいと考えています。

 今後とも、十和田市立中央病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2026年4月1日

十和田市立中央病院 院長

杉田 純一